それぞれの場所で呼び名が違います
衣類や雑貨についている布製のタグをブランドタグ と称しています
称している・・・というのは、このサイトで統一しているだけで、
消費者のみなさんや製作者、各所で特に呼び名が決まってはいないのです
その理由は、「タグ」そのものの状態をあらわしています
つまり、タグは通常、何かの製品に付随してついていることがほとんどのため、タグそのものが取り上げられることは少ないです
タグ、と言われてもピンとこないのはそのため
認知はあっても、タグを使用するわけでもないため(洗濯表示は確認することがあっても、これがタグだ!といって見るわけではありませんね)作り手側の馴染みある呼び方が現場では浸透しています
タグの言葉の由来は
今回は、そんな呼び名について書いてみます
弊社は、織物やプリントでタグを作成している産地になりますが、現場では、
「織ネーム」「プリントネーム」と読んでいます。周囲では浸透していますし、それ以外の言葉もあまり耳にしてこなかったので、もちろん普段は織ネーム、プリントネームと呼んでいます
それでも、子どもの頃から思っていたのは「ネーム」ってどういう意味なんだろうという素朴な疑問
そこで、辞書で確認してみました
◆織物:縦糸と横糸を機(はた)で織り上げた布
ここからは、着物や絨毯、ランチョンマットなど卓上の敷物やコースターなど
イメージがつきやすいかなと思います
そして、ネームにこんな意味があったのはご存知でしょうか
◆ネーム:洋服などに、持ち主の名を入れた刺繡(ししゅう)
※画像はフリー素材を使用しています
織ネームの名前の由来の一因は、この「ネーム」にあるようです
織物でできた刺繍物、これが織ネームの由来です
実際に、これまでは製品名や企業名、ブランド名を織りなすことが多く、まさに製品や企業の顔として製品をサポートしてきました
思いを織りなす織ネーム(ブランドタグ )
このように、
製品そのものや製作会社のブランディングに大きく役立つとともに
安心安全をお届けする役割も果たしています
何より、製品に込めた思いや、企業が目指す理念等も表現できるよう工夫を凝らしています
タグは、
普段着ている洋服や下着、ストールやシューズなど身につける小物類、
バッグやポーチ、など
実は身近なところで目にしていることがあるのではないかと思います
よろしければ、ぜひ見渡して見てくださいね